MDCTによる冠動脈の描出能の評価にZ軸シフト、ねじれ動作を再現
心電図同期パルス出力が可能
本装置はモーターとカムにより二つのリングを動かすことにより、二つのリングの間に取り付けた模擬冠動脈ファントムを動かし、心臓と一体で動く時の冠動脈を模擬する。
主な特徴
- 心室の動きの特徴である、急速流入期、緩徐流入期、急速駆出期、緩徐駆出期の一連の動きを再現性良く模擬出来る。
- 頻脈時の心室の動き(緩徐流入期が消失した状態)を再現性良く模擬できる。
- D5、D10、などの不整脈パターンを再現性良く模擬できる。
- 簡単な操作でさまざまな動作を設定可能。
- オプションの模擬冠動脈ファントムを装着することにより、冠動脈に関するさまざまな評価が可能。
- コントロール部、駆動部、ファントム部が全て一体となったコンパクトな構造。
冠動脈部
ECGパルス電極、設定ボード
心拍数コントロール部
ALPHA MOCMO1 ADVANCED では心室のボリューム変化をクリニカルデータに近いパターンで動作させることが可能。また、4種類のボリュームの設定で不整脈パターンを作成することが出来る。
仕 様
電源電圧 |
AC100V~110V |
モーター容量 |
60W |
制御方式 |
スピードコントロールインダクションモーターおよびPLC |
心拍数 |
0BPM~150BPM 但し、クリニカルパターンは40,50,60,70,80~125 BPM
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リング小 |
直径50mm 回転角 −15度 |
リング大 |
直径120mm 回転角 +15度 Z軸移動ストローク 20mm |
ECGインターフェイス |
出力電圧 DC 0~50mV 25回転トリマーにてセット 出力パルス幅 100msec |
寸法 |
800mm x 250mm x 310mm (H) |
オプション |
専用アルミトランク |
MOCOMO1は、米国Johns Hopkins University とフヨー株式会社の共同研究により開発されました。
Designed by Dr. Armin Arbab-Zadeh MD, John Hopkins University, USA.
※製品の外観、仕様等は予告なく変更される場合があります。