PFCP-1

冠動脈の分岐形態を考慮した構造を有しています。
模擬冠動脈内の溶液濃度の変更が容易です。
模擬心筋の中に冠動脈を埋め込んでありますので心室の動きと冠動脈の動きが連動しています。
心室の動きに同期した血流を流すことが可能です。
冠動脈CTにおける様々な基礎評価に使用可能です。
透明な材料を使用していますので冠動脈内部の様子をある程度見ることが出来ます。

ご使用方法

  • 動態心臓ファントム(ALPHA 1-VTPC など)にフランジ部を取り付けて心室部を駆動し、外部同期付きの脈動ポンプ(ALPHAFLOWECー1 など)に冠動脈を接続して使用します。
  • 必要に応じてフィードスルーを取り付け、カテーテルなどのデバイスを使用することが出来ます。
  • 冠動脈内に狭察を作成したり、ステントを挿入することは可能ですが、取り出すのは困難です。

 
PFCP-1図

コントロール部 冠動脈フローポンプ&コントロール部 ファントム駆動部 PFCP-1

 

心室と模擬冠動脈の動きの連動性

○模擬心筋あり
PFCP-1 図−1

○模擬心筋なし
PFCP-1 図−2

東京女子医科大学東医療センター 放射線科様ご提供

 

脈流ポンプシステムALPHA FLOWシリーズ等と組み合わせて、様々な脈流パターンでの実験が可能です。

ポンプシステムと接続

※製品の外観、仕様等は予告なく変更される場合があります。