QSP-3D-ALT

※QSP-1は、フヨー株式会社・香港養和病院・北京病院の共同研究開発品です。
Quantitative Standard Pulsating Phantom QSP-3DALTは、CT のSpectral Imaging 並びにDuall Energy Imaging 機能の評価用に開発された、臓器の運動を模擬できる定量ファントムです。また、Beam hardening Artifact の定量評価も可能です。

ファントム部はモータ駆動により上下前後左右に動きます。その動作は、6種類のプリセットパターン(模擬呼吸動作および模擬心室動作)およびマニュアル操作によりコントロールされます。
このファントム部は全体がPPで構成されており、内部に9本の小容器を入れることができます。 小容器には造影剤など様々な定量の物質を封入可能です。標準品は内径18mmの小容器を9本用意しています。
オプションで、異なる種類の内径の小容器(内径0.5mm以下も可)を用意しています。

QSP-3D
QSP-3D
動作の種類はノブの操作により2D および3D の二通りに切り替えられます。2Dでは、QSP-1と同じ上下だけの動作です。3Dでは、上下動に加えて前後左右の動作になります。
ECGインターフェース付属で、心拍同期パルスを出力出来ます。


上下動作はカム部の調整により0から±24mmのストロークまで動かすことが出来ます。前後左右の動作はカムにより上下動作に比例した従動動作となります。
オプションで、楕円形のファントムを着脱することが出来ます。



仕 様

電源電圧 AC100V~120V
消費電力 70W
寸法 565mm×272mm×h316mm
重量 24kg(PPファントム部を含む)

動作仕様

上下動ストローク 0±24mm 可変
左右動ストローク 0±9mm (上下動に比例して従動)
前後動ストローク 0±9mm (上下動に比例して従動)
心拍動作数 5rpm(プリセットパターン)
10rpm(プリセットパターン)
3〜134rpm(マニュアル時、正弦波パターン)
心拍動作数 40bpm(プリセットパターン)
50bpm(プリセットパターン)
60bpm(プリセットパターン)
70bpm(プリセットパターン)
3〜134bpm(マニュアル時、正弦波パターン)

 
※製品の外観、仕様等は予告なく変更される場合があります。